Sweden blog “Arkos hus Sällskap”   アルコス スウェーデン ブログ

こだわりの家・北欧スウェーデン住宅アルコスのスタッフブログです。

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ヴォーリズ 六甲山荘

昨年の11月の終わりのことになりますが、休日を利用して神戸・六甲山をドライブ。
そこで、建築家ヴォーリズの設計である六甲山荘を訪れました。
ヴォーリズはアメリカに生まれ英語教師として日本へ渡りました。
彼は、プロテスタントの熱心な伝道活動を行いながら、ヴォーリズ合名会社(のちの近江兄弟社)の創設者の一人としてメンソレータムを日本に普及させた実業家でもあります。
そして彼は建築の専門的な教育を受けてはいませんが、日本に於いて数多くの優れた西洋建築を手懸けました。
その作品には、関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスなどの学校をはじめ、大丸百貨店心斎橋店などの大規模建築、更には病院や教会、銀行、郵便局、そして多くの個人住宅を手がけ、彼が去った今も尚数多くの建築を見ることができます。
それは、建築に対し常に真摯に取り組んできたヴォーリズの心を受け、いつまでも残し続けていきたいというオーナーの方や市民の方々の手で大切に残され、住み継がれています。
この六甲山荘もそうした建築のひとつで、閉鎖されていたこの山荘を、NPO法人「アメニティ2000協会」が
買い取り、一般公開やイベントを行いながら継続的な保存に取り組まれています。

さて、この日は冬の間の休館に入る前日、更に閉館時間30分前の慌しい最中でしたが、スタッフの方に一つ一つ丁寧な説明を頂きながら見学させていただきました。

まず足を踏み入れて感じたこと。それは―――「アルコスの家で受ける感覚ととても似ている。」です。
これは、神戸の異人館や、以前紹介したフランク・ロイド・ライトの建築にも共通して思うことですが、素朴でありながら木や人のぬくもりを肌で感じる建築なのです。
これらの建築に比べれば、アルコスの家はまだまだ生まれたての赤ん坊のような歴史ではありますが、既に10年を超えるお宅をメンテナンスなどで回っているときに、いつもそう感じるのです。

そして思うのです。アルコスの家も、50年、100年経ったときにはじめて多くの人に評価されるのだと・・・。
そのときにはもう、設計者である小比賀もそして私もこの世に存在しないと思いますが、きっと次の、そして次の次の世代の人たちが守り、住み継いでくれているだろうと。
大げさの手前味噌かも知れませんが、建築が好きな一個人として心からそう思っています。


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山荘は、4月から開館されていると思います。
今度はゆっくりと、時間を過ごしたいと思います。
山荘へ向かう林道の手前には、名物カレーの看板が掛かった、喫茶店があります。
建物は大正期に建てられたものだそうですが、中はとても不思議な空間。たくさんの雑貨で埋め尽くされた店内に、これまたちょっと不思議(笑)なマスターが楽しい話を聞かせてくれます。
六甲山荘を訪れた際には、是非こちらのお店もお薦めです!


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(staff:エフ)


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